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その31 SR400

変わらない単車


SR400


無縁レベル:1




先日友人と話をしていて名前が出たので、
たまには現行車のお話でも。



sr400.jpg

YAMAHA SR400

空冷SOHC2バルブ単気筒399ccエンジン
最高出力  19kW(26PS)/6500r/min
最大トルク  29N・m(2.9kgf・m)/5500 r/min
車両重量  174kg




特になにが優れているというわけでもない、
昔からある形をした普通のバイクです。
先に書いた通りの現行車。
今でも新車で手に入ります。


で、実はこの何の変哲もないバイクが、
新型開発に目まぐるしい国産バイクの市場においては非常に珍しい
ものすごく長い歴史を持ち合わせています。


SR400
その登場は遡ることなんと'78年



Yamaha SR 400 78
初代SR400 ('78年3月)

このSR、ほとんど形を変えることなく
30年以上ラインナップを続けているバイクなのです。

ちなみに初期型にはノーマルでグラブバー(タンデムバー)が装備されていません。
フロントフォークの側面に装着された反射鏡が時代を感じさせます。




Yamaha SR400SP 80
'79年11月

当時ロードスポーツ車は
スポークホイールからキャストホイールに移行していた時期で、
YAMAHAもSRをその流れに従わせ、
通称大八車を装備したSRを発売します。
しかし重々しい外見は評判が悪く、そのせいかSRの売り上げが減りました。

後にまたスポークホイールに戻ります。俺大八車好きなんだけどなぁ……。


余談ですがこの70年代後半~80年代前半のキャストホイールは
各メーカー様々なデザインのものが存在していて見てて面白いです。
レプリカブームのスラントノーズが一般化したあたりから3本スポークが主流となり、
以降コレと言った意匠のものがないように思います……。


そして生産を続け、'85年--



Yamaha SR 400 88
なんとフロントがドラムブレーキに退化。

登場当時は真っ当な単気筒ロードスポーツだったSRも、
流石に5年以上ラインナップを続けていると他車と比べて古くさくなってくるわけで。
しかも時代は日進月歩でモデルチェンジしていくレプリカブーム。

恐らくYAMAHAはSRをこのまま時代に合わせて進化させるより
「それならいっそ旧車然とした車種として残すか!」
と考えてブレーキをドラム式に変更したのでしょう。
しかし。

元々装備していたディスクブレーキをスタイルのためだけ
ドラムブレーキにしてしまう姿勢はちょっと怖いです。
制動力ではさほど差はないとはいえ、
安定性で言えばディスクブレーキの方が上。
ブレーキという走行する上での最重要部品を劣化させるのは
いささか軽率ではないかと考えます。

むしろ穴の開いてないディスクのまま通せばよかったのでは……。
'85年なんて冷却性を向上させるための穴あきディスクが主流で、
90年代に入れば向こうの景色が分かるほどにディスクが穴だらけになります。
そんな状況下穴無しディスクを頑なに装備するSR。
そっちの方が良かった気がするなぁ……。




……で、まぁ2001年--


Yamaha SR400 02 1

またこうしてディスクに戻るんですけどね。
まるで趣の無い穴あきディスクに。

はい、保安基準には勝てません。




多くのスポーツバイクがトドメを刺された'08年排ガス規制。

これによってSR400も排ガス規制に対応しきれず、30年の歴史に幕を下ろします。







--しかし


2010_sr400.jpg
'09年、電子制御燃料噴射(FI)を搭載しあっさり復活

なんか死ぬ死ぬ詐欺を見た気分。


っていうかレトロ系にFIて……。
しかもキックスターターまだ着いてるし



キックスターターというとバッテリーが死んだ原付の頼みの綱みたいなもん--
というかキックスターターがついてればバッテリーが上がっててもエンジンがかかります。

これをFIにするとどうなるか。
電子制御の燃料噴射装置なので部品を動かす電力が確保できないとエンジンかかりません。
→バッテリ死んだらキックしてもエンジンかかりません。

使えん……。

※追記
コメントいただいた情報によりますと、
2000年辺りからバッテリー点火(トランジスタ点火)となっているので、
バッテリー上がり状態での始動がこの年代からすでに困難なご様子。



キックつけるのはいいけどバッテリーもうチョイ大きくしてセルもつければいいのに……。

ちなみにキックor押しがけしている間に微妙に充電され、かかるケースも有りっぽいです。
どっちにしろ使えないなぁ……。



しかし外見だけは30年以上にわたりほとんど変わらず来ているので、
古いバイクには世知辛い現規制状況で、
生き残り続けてくれると嬉しいです。

2012/01/21 21:02 | 無縁レベル 1COMMENT(7)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

sr400

だれがなんといおうと、いいバイクです。

No:940 2012/08/20 20:45 | だい #- URL [ 編集 ]

①2009年FI仕様の画像(青×銀)が間違っています。あれはキャブ車(2008)です。
②SRは2000年以降バッテリー点火なのでバッテリーが上がったらエンジンかかりません。

いつも楽しく拝見しております。
ご無理をなさらないよう、末ながく続けて下さい。

No:1752 2013/12/25 14:14 | #- URL [ 編集 ]

返信

>>いつも楽しく拝見しております。
コメント・ご指摘ありがとうございます!
頂いた情報に基づいて画像差し替え&加筆いたしました。
SR125の方に頂いたコメントですが、
以前海外サイトを漁っていた際にSRデザイナーの方の発言で
「SRデザインにはまず最初の4stのXS-1があったが、
それは英国にインスパイアされている」といった旨の内容を見た記憶があったからです……。
SR自体はXSライクな当世風スポーツなのかも知れませんが、
その源流は英国車にあるのかなーと考えた次第であの文面となりました。
今後も何かしら情報ございましたら教えていただけるとありがたいです!

No:1754 2013/12/26 02:22 | Chaos-T #- URL [ 編集 ]

そうですね!
確かにXSなどは明らかに英国車の影響を受けていますね!
納得です!

私は単気筒スポーツバイクを愛しています。
いつの日かSZR660やYBー1を取り上げて頂けると幸いです。

No:1760 2013/12/27 11:38 | ウォーリー #- URL [ 編集 ]

返信

>ウォーリーさん
改めてコメントありがとうございます。
海外の記事ですがSRデザインについてはこの記事を読んでいました。
http://www.yamaha-motor.eu/designcafe/en/archive/archived-articles/index.aspx?view=article&id=441198&segment=&archive=false&page=2
英語が自信ないので果たして自分の解釈でいいのか悩みますが……w

SZR660!かっこいいですよね!
私も結構好きなバイクで、予定リストに並んでいますがまだ筆が進んでおりません。
気長にお待ちいただけると幸いです。

No:1762 2013/12/28 13:22 | Chaos-T #- URL [ 編集 ]

待ってます!
ではまた!

No:1766 2013/12/29 02:14 | ウォーリー #- URL [ 編集 ]

フロントドラムに乗っていました

フロントドラムが私にとってSR400のファーストコンタクトなので、ディスクブレーキに違和感があったりします。前も後ろもワイヤなのは、さすがSRと思ったもんです。
フロントがドラムって、見た目も結構カッコイイんですよ。

No:4163 2016/02/12 21:49 | JJI #93VskEUY URL [ 編集 ]

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