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その33 Gladius

小洒落た山賊の再来


Gladius


無縁レベル:1




90年代に近づくと
未だ隆盛を誇るレプリカの終末を予測したのか、
メーカーはレプリカに続くメインカテゴリとなるバイクの提案し始めます。


結果的に時代の最先端を行っていたレーサーレプリカから
レプリカ以前の旧車ライクなネイキッドへと、
ブームという名のバトンは渡りました。






bandit400.jpg

BANDIT400 ('89)

KAWASAKIの旧型ネイキッドゼファーという提案に対してSUZUKIが出したのは、
未来的なスタイルをした新型ネイキッドでした。

当時としては目新しいフレームを主張するデザイン。
まるでレプリカのような尻上がりのスタイル。
無粋にタンクの上に屹立させるようなハンドルを良しとせず、
ほどよい位置にマウントされたセパレートハンドル。

確かGSFという名称でモーターショーにコンセプトとして露出したそれは、
HONDAのCB-1と同じストリートファイターに通じる新型ネイキッドの提案でしたが、
Banditはただそれだけでは飽きたらずデザインまで抑えてきたバイクでした。

その姿勢が評価されたのかBanditはグッドデザイン賞を受賞しています。





奇しくもBandit登場から20年。

これもまたコンセプトモデルで公開された後、
市販車として量産され始めた一つのバイクが生まれました。




Suzuki SFV 650 Gladius

GLADIUS ('09)(650/400 写真は650)


Banditを連想させるトラスフレーム
旧型ネイキッドばかりが連座する市場から見ると
流動的で奇特な新型ネイキッドスタイル
排ガス規制をものともせず55馬力を吐き出すエンジン



まるでBanditの再来の如く登場したGladius。
面白いことにこのバイクもまた、グッドデザイン賞を受賞しました。


あれ?
ひょっとして目立つトラスフレームつけてりゃ
簡単に受賞するんじゃね?



と思いましたがVTRが取れてないとこ見ると関係なさそうです。
所詮似非モンスターか。




さて、このGladius。

海外向けが650cc。
66馬力/9000rpm 6.4kgm/7600rpm
修正:72馬力/8400rpm 
と、それほど高回転型エンジンとは言えません。
ベースエンジンとして用いられただろうSV650が70馬力を吐き出していたことから、
察するにその戦闘的なスタイルとは裏腹に
非常にフレンドリーな足バイク的なキャラクターを持つと言えます。

またSUZUKIの海外ラインナップサイトからの引用ですが、
Gladiusにつけられたキャッチコピーが
Get your new own style
であるということからも、
やはり生活の一部として愛されるような等身大バイクとして開発されたことが分かります。


レビューを見る限り無難なインプレしか見あたりません……が、
とりあえずみんなこのデザインにノックアウトされたようです。



650に対し国内向けの400は53馬力規制を無視した55馬力/11000rpmという
4気筒ネイキッド勢とさほど変わらぬ高回転型Vツインスポーツ。

これこそがDucatiのSBレーサーに対抗すべく作られたTLの系譜を継ぐバイク。
ネイキッドブームと共に潰えた中免スポーツの灯火。
排ガス規制が厳しい中よくぞここまでのものを作ってくれたもんです。

そのくせ2気筒だから燃費がいいんですよコイツ……
街乗りで安定してリッター20kmってうらやましいなぁ。


650も逆車としてそれなりに国内に入ってきているようで、
購入の場合は650も400も選べる状況にある模様。

フラットな特性で足バイクとして余裕のある650か
ちょっとした凶暴さが垣間見える400を選ぶか、悩ましいところです。



個人的に結構いい線行ってる新型バイクではあるんですが、
問題はヘッドライト。



Suzuki SFV 650 Gladius head

なんか鼻の下伸びてるみたいでかっこ悪い

ウィンドプロテクションの一部として役にたってるのかも知れませんが……
しかもこのヘッドライトのせいでつけられるビキニカウル/スクリーンも
上に間延びしたようなスタイルのものしかつけられないのが惜しい。

まぁヘッドライトなんて換装すりゃいいので構わないんですが。




この国内二輪不況状況下、
日本向けでしか通用しない400ccクラスに新型を出してきたSUZUKIには感謝です。

中免クラスは単気筒/スクーターブーム以降
スクーターやアメリカンを重視したラインナップとなっており、
現在に至るまでスポーツ車のほとんどが駆逐されました。

しかし販売状況を見てみると250クラスではNinjaやCBRが健闘、
400クラスはCB400が相変わらず売れてるしGladiusも地味に台数出ています。

実際の所中免ユーザーもそれなりにスポーツモデルを欲しているのです。


開発費をだす余裕もなく、
年間10000台を超える販売計画など今となっては夢のまた夢。

そんな状況なれど
馬力規制を打ち破ったGSRとGladiusが皮切りとなり、
現在の状況にパンチを入れられるような、
レプリカマシンの再来となる軽量で楽しいマシンが生まれることを期待します。

2012/02/04 01:16 | 無縁レベル 1COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

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No:2896 2014/11/23 14:28 | # [ 編集 ]

返信

>ももでぃうすさん
コメントありがとうございます。鈴菌……? 気のせいにございます!
「もも」とは、車体カラーがピンクなのか、それともヘッドライトがネタ的にピンク故なのか……
ありゃ、グラ650の馬力……どこのサイト参照したのかもう覚えておりませんが……なんでこの数値に……?
後日修正せねば。

No:2904 2014/11/23 21:20 | Chaos-T #- URL [ 編集 ]

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