その37 SOFTAIL

蘇ったハーレーの象徴



SOFTAIL



無縁レベル:1




いつかはクラウン


いつの時代の話だよという言葉ですが、
バイク乗りにもこのクラウンに通じるバイクが存在します。





Harley davidson
Harley Davidson


バイクに乗らない人でも聞いたことがあるだろうメーカー。
バイクに乗らない人でも見たことがあるだろう車体。
「アメリカン」というジャンルの原点にして、
アメリカを代表するバイクメーカー。



まぁアメリカンの原点というのは言い過ぎかも知れませんが。

国産バイクにはないテキトーさ鼓動感・個性に魅了され、
いつかはハーレーに乗ることを夢見るバイク乗りが多々居たという話を度々聞きます。


日本にいては欧米圏の自動車バイクは割と無条件に持ち上げられてる気がします。
ハーレーも例に漏れず立派なバイク、そしてメーカーに見えてしまいますが、
実は一時期、他の企業傘下に入っていたことがあります。
日本車に対抗するために。

イギリスメーカー悉く潰したり迷惑な国だこと……。


'69年にAMFという企業の傘下になったハーレーでしたが、
AMF傘下になって現在につながる名モデルがいくつか生まれたものの、
70年代終わりになってくると品質低下が問題になってきはじめます。
それに危機感を抱いた13人の役員達が
'81年にAMFから株を買い戻すことで独立し復活します。


復活したハーレーが低品質の汚名を払拭するために生み出したのは新しいエンジン
そして新しいモデルでした。






harley FXSTC 1340 Softail Cus 86
FXSTC 1340 SOFTAIL


harley FLSTC 1340 Heritage Softail 88
FLSTC 1340 HERITAGE SOFTAIL


通称ソフテイルと呼ばれる、現代までラインナップを続けるこのシリーズ。
最大の特徴はリアサスペンションが見あたらないことです。

古いバイクにはリアサスペンションが装備されておらず、
リアタイヤを固定するのは現代のようなスウィングアームではなく
単なるパイプフレームでした。
この形式をリジッドサス(サス無し)と呼びますが、
別呼称としてハードテイルという名称も存在していました。


その後リアサスペンション装備が一般化し、
バイクのリアタイヤにはスプリングがセットされるのがあたりまえになりましたが、
カスタムを好むライダーはスウィングアームを取っ払い
旧車的な趣を出すためにわざわざリジッドサスに戻す者もいました。

これに対してソフテイルはサスペンションを見えない位置に設置することで
外見上スプリングを見えなくし、一見ハードテイルに見えるのに
サスペンションのソフトな乗り心地を実現している、画期的なモデルでした。



単に旧車テイストな外見にするだけではなく、
近代的な乗り味を失わないように旧車の外見を再現する。
このスタイルにかける奇妙な情熱は日本車にあまりない部分だと感じます。
ちなみにこのソフテイルの一見リジッドスタイルは、
後にHONDA KAWASAKI YAMAHAもパクってアメリカンとしてリリースしてます。

え?SUZUKI?SUZUKIはなんか興味なかったようです。


ソフテイルは現在もハーレーのラインナップに残り続ける、
歴史あるシリーズになりました。



ライダーのカスタム志向にメーカーまで乗り気でラインナップするメーカー、
Harley Davidson


1903年に設立され100年以上続くバイクの名門。


これからも画期的なスタイルのモデルを作り続けて欲しいです。

2012/03/06 21:32 | 無縁レベル 1COMMENT(6)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

いや、ソフテイルとほぼ同時期に開発された画期的なモデルが他にありますから。
FXRシリーズがまさにそれ。
現代的な剛性のフレームとエンジンマウントを革新的なラバーマウントにして振動を逃がし、快適に飛ばせるハーレーとしてヘルズエンジェルズ等の指示を得たモデルです。

だがしかし。ラバーマウントはエンジンだけにしとけば良かったのにコイツはスイングアームもラバーマウントにしてしまった為、高速道路のコーナーなどではスイングアームが暴れます。

それでも今でも走りのビッグツインとしてカルトな人気車種です。

No:2003 2014/03/06 23:45 | 元ハーレー乗ってた人 #- URL [ 編集 ]

返信

>元ハーレー乗ってた人さん
コメントありがとうございます。
ハーレーというと私はどうしてもルックス的な部分ばかり目がいきがちです。
FXRってことはFXダイナの系譜?になるんですかね。
以前調べた際にダイナはフレーム強化モデルなんて記述をみた覚えがありますが、
FXRでレビューをいくらか見てみると確かに走り路線の文言が見られますねw
しかしスウィングアームまでラバーとは……難儀な……。

No:2010 2014/03/09 22:37 | Chaos-T #- URL [ 編集 ]

ダイナよりもずっと前に開発されたモデルなんですよ。

当時の日本では国産みたいなサイドカバーのあるフレームが不人気で相当安く売っていました。

ダイナのエンジンマウントが2点ラバーマウントに対してFXRは3点ラバーマウントになっています。

今のコアなFXR乗りはエンジンを現行のツインカムに載せ換えたしてますね。

私的に一番馬鹿なバイクと思ったのはボスホスですかねえ

No:2015 2014/03/10 22:55 | 元ハーレー現スズキ #- URL [ 編集 ]

返信

>元ハーレー現スズキさん
スズキ増えてるwww ともあれ。
サイドカバーで不人気とは……といいつつ、
確かにハーレーと言えばシート下にでーんと箱がついてるイメージが。
ハーレー2車種目はFXRになるかも知れませんw

ボスホスはオフ会当日に現物を拝見しました。
ありゃーすごいですホント。
扇風機ついてますし。

No:2016 2014/03/10 23:44 | Chaos-T #- URL [ 編集 ]

FXRはショベルのモデルがありましたよね。
90年代前半には、あれが50万円台で投げ売り状態でした。

No:2492 2014/07/14 20:36 | くろすけ #- URL [ 編集 ]

返信

>くろすけさん
ショベルが50万円台……はやり廃りは恐ろしいですね……。

No:2499 2014/07/20 22:19 | Chaos-T #- URL [ 編集 ]

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